食育教室担当 公認スポーツ栄養士
スポーツを行う上で基本となるものの一つに食事があります。
身体を作る他にメンタルのコントロールにも大きく関わり感情や性格にまで深く関わっています。
身体的なトレーニングと同じく食事もトレーニングが必要です。
効果が出るまで約半年かかると言われ、幼年期からの習慣づけが重要な時期になったときに活きてきます。
幼児期は社会的にも発達していく時期です。
食事・生活リズム、味覚・咀嚼機能の形成や発達を成していく重要な時期でもあります。
また、体重が年間2kg増加するデータがあり食べる量も増加しますが消化吸収機能が未熟であり、胃の容量も小さいので3食の食事で足りないので補食で補う必要があります。
6〜8歳の小学校低学年では穏やかに発育発達していくので主食・主菜・副菜のバランスが重要です。
主食であるご飯・パン・芋類、主催となる卵・肉・魚、副菜となる野菜類を3:1:2の割合になるように心がけるとバランスが取れるでしょう。
9〜11歳の小学校高学年から12〜15歳の思春期にかけて乳児期につぐ発育急進期を迎えるので、この時期に栄養補給を欠かしてしまうと身長も伸びないということにつながります。
特にアスリートはタンパク質の多い食事に偏りがちになりご飯やパンなどの糖質補給がおろそかになりがちです。
エネルギー源をきちんと摂取することでたんぱく質も体内で機能し、体を作っていきます。